2016年12月21日放送のNHK総合「ココがズレてる健常者」を録画視聴。
NHKならではとも思い、攻めているなぁとも思い、なかなか興味深い番組でした。
夏に放送された「検証!「障害者×感動」の方程式」がきっかけでということらしいですね。
番組内容
今回は私なりに解釈すると
・障害者の欲する配慮
・健常者の配慮に対する勘違い
のズレについてのアプローチなのだと。
身体障害者に対する態度を見るためのドッキリ企画なんて初めて見ましたよ。
でもリアルにあるからな…とか。
車椅子の方とエレベーターに同乗した際のシミュレーション(ある車椅子の方の場合は、乗る時は最初降りる時は最後、内側の開ボタンではなく外のボタンでドアを開けておくと助かるそうです。)
足痩せエステに片足義足だから半額にしてくれと言いに行くVTR…この発想はさすがになかった。
この辺は明確に「これをしてくれると助かる、これはして欲しくない」の話だと思います。
配慮って何?
正直、何を困っているかは口に出さないと伝わらないし、結局啓蒙とか啓発ってそういうことなのかな?とぐちゃぐちゃ考えました。
この「これをしてくれると助かる、これはして欲しくない」がはっきりと自覚できているってすごいなというか、うらやましいなというか。
自分自身が、どういう援助や配慮を求めているかとか、大きく言うと双極性障害に対する配慮ってなんだろうとかまだまだ悩んでいるんです。
ヘルプマークの話、邦画に字幕を、など見えない障害ならではのこともちらっと出ていました。
最近話題の?
話脱線しますが、最近「スターバックスコーヒーで耳が不自由な店員さんがいて対応もちゃんとしていたし、雇用側も素晴らしい」的な話題がTwitterからかな?広まってます。(余裕ができたらソース貼ります)2016年12月27日追記:該当ツイートを教えていただきました掲載が遅くなりまして申し訳ありません。
もちろん客のこちらには何の不都合もなかったし、当たり前にサポートツールを用意しつつ接客を任せるスタバ(会社か店舗か分かんないけど)の方針、手話? サイン? で会話する他のスタッフさん。まったく1mmも違和感のないまま全てのオペレーションが進んでて、すごく嬉しかった。良い店だった
— あんど〜 (@NoriJr) 2016年11月28日
実は、私がたまに行くスタバにも耳の不自由な店員さんがいて、たまにレジにいます。
正直に言って最初驚きました。
いや、だってスタバのレジってつまり注文口な上に、結構カスタマイズがあったりするじゃないですか。
結果として指差し用のシートはかなり細かく対応していたし、口の動きでもある程度伝わるようで、オーダーした「トールのバニラフラペチーノのシロップをバニラからチャイに変更してホイップ増量、チョコソース追加」は何の問題もなく出てきました。
念のため、別に意地悪で試したとかではなくその頃いつもそうオーダーしていたので店員ができないだろうと決めつけて変更するのはなんか嫌だったので。
でも、やはり自分にも○○障害の人は何何ができるわけがないと言う差別的な固定概念があったのだなとその時感じました。
困りごとはなんですか?
これ、年内ポツポツと続編書きます…書けるといいな?