つぶやき

父の日に寄せて

世間が父の日のようなので、残念ながら父への感謝や愛があふれる父の日らしい(?)投稿ではありません。
ゆうこ新聞さんという素晴らしいフリーペーパーがあるのですが、その方のこちらの記事に対してのアンサー的な投稿になっています。



私の父は私が26歳の時56歳で亡くなりました。
死因は肝不全
年齢差が30歳なので、15年経ったときに「あと半分」と一瞬勝手に自分の寿命を決めるところでした。

割と若く肝臓で亡くなっているし、ずっと患っていたのでアルコール起因と思われがちなのですが
学生時代に患った十二指腸潰瘍の手術での輸血が原因のC型肝炎から少しずつ少しずつ悪くなっていったという感じらしいです。

ただし、よく飲む人でした。
めちゃくちゃ…の部類だと思います。

50歳になる前ぐらいに、ついに思い切って禁酒して数年間、結婚式の乾杯で一口程度飲んだかなぐらいのまぁ褒めて良いぐらい頑張ったのですが、やはり大きく肝臓が暴れてしまい「辞めても意味が無い!」と…そこからの話はご想像もしない方が…です。

お友達たちが亡くなったあと「やっと飲めるだろうから」とお供えにお酒を次々届けてくれて、もらう方も大変だったぐらいです。

お酒との付き合い方については上記のゆうこさんにお任せします。
私が言いたいのは、

  • 肝臓が悪い人はお酒だけが原因でない。
  • 人は何がきっかけで病気になるのかわからない
  • ちなみに私は双極の薬だけで一時期肝臓の薬も必要になるくらいだったけど、今は肝臓数値めちゃきれい

それ以外は適当に行間でお願いします。

ところで、父の日とは関係なく先日父の遺影を改めてじっと見たらにてきましたねぇ顔。
でもやっぱり顔色は病人のそれなんですよ。
父の遺影は選ぶとき同僚の方々が「一番いい男に写っている写真」と選んでくれたモノで、今の私と同い年です。
ここでまた、「あと10年」とか思っちゃいましたけど。
一応コレも理由がありまして。
父方の祖父は父が高校時代やはり56歳で亡くなっているんです。
私の実家にとって56歳というのは特別な年齢なのです。

しかしねぇ 父が禁酒したのに再発して入院したとき電話で(必要があって仕方なく)親戚に知らせたら「また○○さんは呑んだんかぁ!」と言われたんですよね。
父はずっと禁酒していた旨当然言いましたが。

再掲になりますが病気が何起因かなんてわからないし、ましてや再発は規則正しければ起こらないというモノではないと思います。

ただ、ちゃんと飲酒をコントロールしていればもっと長生きだったかもしれないしとおもうとやりきれません。

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