noteでの連載をたまに購入していた田中圭一のうつヌケが出版されたので購入。
うつヌケとは「うつトンネルを抜けた人たち」の事、帯には「明日は我が身のうつ病脱出コミック!!」とあります。著者本人、著名人などのうつヌケ体験漫画です。
実は文芸カドカワでも連載(と言うかnoteとの同時展開)していたことは最近知りました。
おまえうつ病じゃないだろ双極性障害だろとの声も聞こえる前に(汗)エピソードには双極性障害の方のものもあります。
うつに至ったエピソード、うつトンネルの中の話、うつヌケのきっかけ
これが17人分掲載されています。
それぞれに共通項もあれば、やはり皆一緒ではない。
うつに至る前の段階で言えることは「うしろ!うしろ!逃げて!」と私が例えると何のことやらですが、実はある程度のことは事前の気付きで防げるのでは?と。
もちろん後からだから言えることなのですが、こう言う例を事前に知っているといないとでは大違いですよね?
精神科医ゆうきゆうのインタビュー漫画もあります。
視覚に訴える、うつヌケ体験記大集合!と言う感じかな?
ちなみに著者の田中圭一はパロディ漫画の巨匠ですがこれは大マジな本です。
薄い本だと1500円越えの田中圭一の本が173ページもあるのに1000円(税別)
お得で……ん?そう言う問題ではない?
でも、これは買ってよかったです。
書店店頭だと何のコーナーに並ぶのかも興味深いですが、最近は病気コミックエッセイ的なコーナーも見かけるからそう言うところかな?
個人的には普通の医学書棚に入れてほしいな。
kindleだとカラー版だと今気が付きました、あー、ま、いいか、この本は私は紙で欲しかったから。
後日談
近所の本屋では普通にコミックのコーナーにありました。