本・資料

大切な人が病気になったとき、何ができるか考えてみました【読みました】

2017年8月9日

どこでどなたがだったのか思い出せないのですが紹介されていたのを見て読んでみました。

前半は著者のご両親が入院したときにやってみたことの紹介。
この「やってみたこと」は、医療に対してでは無く、病室に何を持って行ったとか病院スタッフとの意思疎通のためのグッズとかそういったことです。



私自身、父が長患いで病室通いは日常でした。
おかげで妙な知恵はついているのですが、そういうことでは無く何というのでしょう特にこの場合年老いたご両親ということでもっと「気持ち」の問題なんですね。
家族の写真を貼ったティッシュボックスやプリントしたTシャツというのもあって、私は家族の写真…ってあまり考えてみたことも無かったなぁ…
おそらく驚異的に家族で撮った写真の少ない家庭だったことも関係してきたんだろうけど。

意思疎通が難しい人の場合の知恵などは在宅看護などでも役立ちそうです。

役立つ文房具という項もあり、これはめちゃくちゃ納得。
そして今の時代だとマスキングテープ確かに必須かも。

余談ながら私が周囲で入院が発生したときに病室を覗いてから用意するもの
ペン
メモ帳
(時期的にあれば)小さなカレンダー
爪楊枝
曲がるストロー

つまりまぁ、一般的にあまり無い差し入れな訳で(ちょっと汗)
ほかに一度足のけがで入院した友達に何がほしいか聞いたら「マジックハンド」と言われまして。
マジックハンド、わかります?

こんな感じのものです。
大部屋だとカーテンで仕切られているのでその開け閉めにほしいとのことで、当時Amazonなども無く病院の近くにトイザらスがあったので駆け込んで店員に聞いたら一発で出てきて。
すごい店員だなぁと思ったら、後でナースと会ったときに「けがの入院の皆さんみんなトイザらスで買うんですよねぇ」と。
単なる売れ筋商品でした。

自分の入院の時はとにかく水分と、情報が欲しかったですね。

後半は、病院側が試みていることについて書かれていてこちらも色々参考になりました。

全般的に感じてしまったのは「もしかして、父が入院している間私はもっと何かできたのでは?」という後悔
19年も前の話ですし、時代的に同じようには行かないことも多いのですがすでに存在しないものに対して「やりきった」なんてやっぱり無いですね。
今でもたまに朝目が覚めると「あ、最近お父ちゃんのところ(病室)行ってない、行かなくちゃ」と思う娘の一言でした。

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