前作「うつを甘くみてました」の続編…ではないね、著者ブリ猫。さんのお父様からの視点でのマンガが出ました。
家族サイドの本はあまり読まないのですが、書いているのが当事者と言うことで購入。
ちなみにこのお父さん、最初はなかなか病気を理解できないでいるモノのブリ猫。さんの完全な味方です。
そこは頭に入れて読み始めることをお勧め。
なにしろ家族環境が悪いのでねぇ私は(って私かそれは)
なんか知らんけど気がついたら娘が調子悪くなっている。
医者に聞いても個人情報だからと教えてもらえない。
やっと娘が話す夫婦の問題…
などから、徐々に理解を深めようとしていく話、なのかな?
すっごく変な表現になるのだけど
家族サイドの話なのに、双極性障害当事者の私が読んで気分が悪くならない!
すごい表現しちゃいましたけど。
それくらい家族側の発信ってもやっとするものが多い気がします。
あくまでも私はですが。
実際それって結構難しい気がします。
私は、ちょっと砕けた本をちゃぶ台に放置すると言う手段をその昔取りましたが(汗)
そのあと家族になった人はそれを嫌がりました。
目の前に病人がいるのに、その本人以上に知る必要は無いと。
この発言の深い意図については今更考えませんが、家族間の病気の理解とは難しいモノです。
この本はあくまで「イチ事例」と書かれているところが安心できます。
それなりに読む意味があるかなぁ?
読み終わったら家族がいる場合ちゃぶ台に放置ねw
前作も読んでますが、えっとあの
自傷行為のシーンが生々しいので、苦手な方はちょっと注意してください。