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3月は双極月間です

双極性障害の用語集

双極性障害にまつわる用語をただただ羅列しています。
医学的な話もあれば、それ何処で使ってる用語?なのもあります。
基本的に主観的ですが少しでもこの疾患の理解に役立てば嬉しいです。
大胆にも順不同です。

双極性I型

双極性障害は大きく2つの症例がありそのうち躁状態が激しいタイプをI型と言う。
ここでは「I」と大文字のiを使っているけど一般的にローマ数字の1に当たる文字が入る。
ここで使っていないのは担当者が「パソコン通信」「機種依存文字」に縛られているからである。

双極性II型

双極性障害の躁状態が余り激しくなく軽躁と言われる状態なタイプ
躁の状態がわかりにくいことも多くうつ病と診断されたまま中々双極性障害の診断が降りないことがある。
本来ローマ数字の2に当たる文字が入るがここで使っていないのは担当者が「パソコン通信」「機種依存文字」に縛られているからである。

双極性障害のいわゆる波が高い状態。
「高揚感がある」「自分が偉くなったきぶんになる」「一晩で何十万もお金を使う」「ありえない暴言をする」「眠れなくても平気」「イライラする」などあるが時には「クリエイティブな才能超発揮」と躁状態を活かすことのできる状態も起こる。しかしどの状態が出るか自分で選べるわけではなく波は高くなったあと低くなるものである。

うつ

双極性障害のいわゆる波が低い状態。
「布団からでられない」「お風呂に入れない」「考えがまとまらない」「なにもかもいやになる」

混合状態

躁とうつが混じった様な状態。
躁なんだかうつなんだかなんかイライラする、頭のなかが気持ち悪いなど表現は色々あるけど
最悪なのが発想がうつ状態で「死にたい」のを行動力だけ躁状態と言う場合だと思う。

希死念慮

主にうつ状態で「死にたい」と思ってしまうこと。

躁転

フラットな状態やうつ状態から突如躁状態になること。

急速交代型(ラピッドサイクラー)

うつ状態と躁状態を一年に4回以上繰り返すとこう言われるらしい。

性的逸脱

躁状態の一種、通常なら行わないような性的行為を求めて行動してしまうこと。
だからってその状態の患者と無理やり関係を持ったら犯罪に問われる場合もありますよ。

セカンドオピニオン

現在の主治医とは違う医師・専門家に病状についての意見を求めること。

ドクターショッピング

自分に合う主治医を求めて次々転院していくこと。

低め安定

双極性障害の状態で「良い」と言われるのがこの状態。
少しうつっぽく、波もない状態。

過眠

主にうつ状態で眠っても眠っても眠く眠り続けること、置きられないこと。

お風呂が怖い

主にうつ状態でお風呂に入れないを通り越してお風呂の扉さえ怖く感じること。

デイケア

医療機関で行っている団体行動や生活リズムを整えるなどを目的とするプログラム。
自立支援医療の対象。

リワーク

主に医療機関で行っている復職に備えるためのプログラム。

障害年金

障害基礎年金と障害厚生年金、障害共済年金
老齢年金と違い25年加入すること無く受給することができる。
年金の納付状況と診断書により審査される。
初診時に加入していた年金によって種類が違う。
日本年金機構のホームページに詳しい

障害者手帳

正しくは障害者保健福祉手帳。診断書により自治体が発行するが障害年金受給の場合は年金証書を提示すれば年金の等級と同じ等級の手帳が無条件で発行される。
手帳を所持することでのメリットは税金の控除、映画館の割引、美術館や博物館の割引や入場料免除
自治体によっては公営交通の無料パスの発行される。

ヒャッハー

躁状態、躁状態でやらかしたことを言う。
その状態にいる間は気分は晴れやかなことが多い。

躁とうつその間にあるフラットな時期をつなぐ動きが波のようなので双極性障害の状態のことを波という事が多い。

寛解

躁状態でもうつ状態でもない安定した状態。
服薬や通院により保たれる。
寛解=完治ではない。

落ちている

うつで身動きが取れない置きられないなどを自覚している状態。

上がっている

軽躁を自覚している状態。

オープン

障害があることを開示して就労すること。
障害者雇用

クローズ

障害があることを告げないで就労すること

寝逃げ

起きていると辛いことだけなので寝てしまうこと

自立支援法

障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律というのが今の法律名らしい。
旧名が「障害者自立支援法」新しい法律の略名は「障害者総合支援法」何が変わったのか正直分からないが多分当分自立支援法と呼ばれると思う。
精神科通院の医療費が1割負担になり月々の支払い上限もあるありがたい制度。
平成27年4月から「上限2万円」の対象者は自立支援医療の対象外となる。

気圧連動型

気圧が低いと体調が悪くなるタイプの人。
寒い、雨、雪、台風などが大敵

ゴキトラ

ゴキブリホイホイトラップの略、ベッドや布団から出ることの出来ない、布団に張り付いたかのような状態のこと(Quest参加者造語)

ワーカーさん

ここで言うのは主に病院などにいるソーシャルワーカー(PSW・精神保健福祉士)のこと、患者の生活支援(障害年金などの手続きの指導など)病院において「治療」では無い部分で患者の助けになってくれる有資格者、クリニックなどでワーカーさんが居ない場合は自治体の福祉課や保健所、支援センターなどで相談に乗ってくれることがある。


 

2013年12月2日

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